テモテへの手紙 第一 6章16節

「あなたは神さまを目で見ることができますか?」

聖書は、神は霊ですから、目で見ることができませんと言っています。聖書が言う「霊」は、「心霊や先祖の霊」のことではありません。これらは亡くなられた方や、魂のことをさして霊(れい・たま)と呼んでいると考えられます。しかし、聖書の「霊」は生きている人が持つものです。より詳しく言うなら、神の命の息を受けた人が持つものです。ですから聖書は、人は肉体だけではなく、霊と魂を持っていると述べています。肉体の目では霊を見ることは出来ません。肉体の目はとても限られた範囲の光しか見ることができません。(可視光線:380〜750ナノメートルのごく限られた範囲の電磁波です)ですから、肉体の目では、霊である神を見ることができないのです。つまり、誰も神の真の姿を見ることができないのですから、神の像を、つまり偶像をつくることは本来誰にも出来ないのです。

「あなたは神さまを目で見ることができますか?」に対する答えは


「神さまは、霊ですから目で見ることはできません。でも神さまはいつも私たちを見ておられます」