ヨハネ21章16節
罪を犯した場合、何度まで赦されるのだろうか?次、また同じ罪を繰り返したら、神さまは赦してくれないのではないだろうか?とても大切な問いかけです。イエス様の弟子ペテロは、彼が十字架にかかる前に、「たとい、ごいっしょに死ななければならないとしても、私は、あなたを知らないなどとは決して申しません」と、言いました。しかし、ペテロはイエスが裁判にかけられている時に、三度彼の仲間であることを否定しました。ペテロは 「そんな人は知らない」と言い、のろいをかけて誓いました。それは、自分の命を守る為でした。この時、イエス様は振り返ってペテロを見つめました。ペテロはその場を離れ、泣き崩れました。
イエス様が十字架で死に、復活した後、彼は弟子たちの前にあらわれました。もちろん、ペテロの前にもです。さらに、ペテロに三度「わたしを愛しますか」と尋ねられました。これは、ペテロが再びイエス様と、愛の関係を築くことが出来るように、イエス様の側から、失敗し罪を犯したペテロの側に歩みよられたものでした。私たちもペテロのように、いやそれ以上に神に対して罪を犯します。それはクリスチャンであろうとなかろうと、関係ありません。誰もが神に対して罪を犯します。しかし、神は何度でも、あなたと愛の関係を回復する為に、あなたの所へと来て下さり、関係を回復しようと手をさしのべて下さいます。その神に、罪を告白し、赦しを願うなら、イエス・キリストのゆえに、誰もが何度でも赦していただけます。何度でもです。