詩篇90章2節
「神さまは、いつからおられますか?」
聖書は、神さまとは世界を造られた方であると言っています。そして、神さはたったおひとりしかいないとも言っておられます。では、その神さまはいつからおられるのでしょうか。
「卵が先か鶏が先か?」というクイズがあります。鶏が存在するには、卵が必要です。でも卵が存在するには鶏が必要です。ではどっちが先に存在したのか。そんなことを考えさせる問題です。では、神さまにも卵の時があったのでしょうか。もしそうであるなら、卵を生む神さまの神さまが必要になります。そうなると神さまは死のない方ですから、神さまを生んだ神さまと、生んでもらった神さまの、ふたりが存在してしまうことになります。そもそも、神さまを生んだ神さまは誰が生んだのか?どうどうめぐりにもなるでしょう。しかし、聖書ははっきりと神さまはひとりしかいないと述べています。そうであるなら「神さまには卵の時も鶏の時もなく、いつも変わらず神さまとして存在し続けるのです」が答えではないでしょうか。ですから「神さまは、いつからおられますか?」との質問の答えは
「神さまには、はじめもなく、終わりもなく、永遠、不変、無限です。」