使徒の働き 2章38節
十字架での死から、三日の後に復活されたイエス・キリストは、天へと戻られる時に「わたしは、わたしの父の約束してくださったものをあなたがたに送ります」と約束してくださいました。その約束の通り、ペンテコステの日(およそ、イエスが十字架に架けられてから50日目)に弟子たちの元へと、聖霊様が降り来られました。
聖霊を受けたペテロは大胆にイエス・キリストの十字架の意味と復活について証言しました。イエス・キリストが十字架に架けられ、殺されたのは、あなたがたの罪のためだとペテロは語りました。それを聞いていた者たちは心を刺されました。心刺された者たちは「私たちはどうしたらよいでしょうか」とペテロに迫りました。ペテロは語りました。
「悔い改めなさい」「イエス・キリストの名によってバプテスマ(洗礼)を受けなさい」「聖霊を受けるでしょう」。
悔い改めは後悔することではなく、神さまのもとに帰り、神無き生き方をして来たことをあやまることです。バプテスマはイエス・キリストを信じ主と告白しバプテスマを受けることです。聖霊を受けることは、神ご自身である方が心の内に内住されることです。そして、悔い改め聖霊を受けた者だけが天国に入るのです。
この日、三千人の人々がイエスを主と告白し、バプテスマを受けました。そして、はじめの教会が誕生しました。
イエス・キリストを主と告白する者は必ず救われます。イエス・キリストを主と告白することは、悔い改めることでもあります。この二つはコインの裏と表です。
そして、神さまは、神さまのもとに帰ってくる者を赦し、あたたかく迎え入れて下さるのです。